CPU動作周波数
別名「(作動)クロック数」とも言われる。プロセッシングユニット内部での処理信号が1秒間に繰り返される回数の事。1Ghz=1秒間に百万回の信号処理
自動車エンジンで言えば「回転数」に相当する。CPU開発の歴史は数年前までは、この「クロック数=エンジン回転数」をいかに高めるかに注がれ、「高周波数・高クロック数=高性能」とされた。
モトローラのPowerPC(主に旧Macで使用されたCPU)などは、まさしくこのCPU動作周波数の戦いでインテル・ペンティアム軍団に敗れた。
1Ghzの壁がなかなか超せなかったモトローラに対して、2Ghzを楽々と越していったインテル。誤解ではあるが、当時、周波数の差はそのまま「MacとPCの性能差」とまで一般に認識されるに至った。
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